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| その他科目 | 長野県 | 300~500床 |

【長野県佐久市】 リハビリテーション科 佐久総合病院

<概要・特徴>
佐久総合病院は、故若月俊一が昭和20年に診療を開始して以来「農民とともに」を基本理念としてきました。「地域とともにある医療」をいかに実践していくかを常に考えながら活動を続け、現在では訪問診療から高度先進医療に至るまで、地域の幅広いニーズに対応すべく総合的な診療を行っている ユニークな病院であります。
現在のリハビリテーション診療体制を構築した当院生え抜きの前部長も、山間地にある附属診療所に おける地域医療体験に基づく強いモチベーションを持って海外でリハビリテーション研修を行い、前記の基本理念をリハビリテーションの分野で実践してきました。
当院リハビリテーション科専門医研修プログラムは、このような歴史を受け継ぎ、この地域に住むすべての住民が、“その人らしい人生”を全うすることができるように、リハビリテーション医療・医学 の専門的立場から総合的に支援するチームのリーダーを育成するものです。
現在当院は、回復期リハビリテーション病棟を持つ地域一般病院・ドクターヘリを運行する広域医療 センター・療養病棟を持つ山間部小規模病院の病院群(計850床)と附属施設(診療所・老人保健施 設・訪問看護ステーション)等による複合体を形成しており、全年齢層のあらゆる障害を、急性期から終末期までの全ステージにおいて経験できます(常勤リハビリテーション科医6名、療法士合計約130名) 。
下記の到達目標をより高いレベルで達成するために、県内の複数のリハビリテーション専門病院や近隣のリハビリテーションクリニックの協力も得ながら、充実した研修環境を提供します。

  • 近年の状況
    2014年3月に分割移転されるまでは、ドクターヘリを運行している地域基幹病院(821床)のリハ ビリテーション科として、脳卒中急性期からのリハビリテーション実施(入院後中央値2日で開始)、嚥下リハビリテーション(嚥下内視鏡検査/造影検査年間各 200~300件)、認知リハビリテーション (外来フォローアップ患者80例)、義肢装具療法(年間100件)、小児リハビリテーション(外来フ ォローアップ患者200例)、等医学的リハビリテーションの主要な領域をカバーしている。回復期リ ハビリテーション病棟は、脳血管障害や廃用症候群の症例が中心だが、地域の若年重度脳損傷者の長 期入院リハビリテーションへの対応も強化している。更に地域の介護福祉施設にもリハビリテーショ ン科医師を派遣しており、地域全体のリハビリテーション科診療の底上げを図っている。
  • その他のトピックス
    ◎テクノエイド支援 2011 年よりテクノエイドに関するワーキンググループが始動、2012 年度よりテクノエイド委員会 (責任者:リハビリテーション科部長)に移行し、看護部・リハビリテーション部門を中心に褥瘡対策委 員会とも連携して、専門集団育成・職員教育・補助器具選定などを並行して推進している。2013年度にはテクノエイド支援室が発足し、多職種専従化を目指している。目玉の事業として、2014年3月開院の佐久医療センターに150台の天井走行リフトを導入する(急性期病院では先駆的)など、患者と介護者の双方に優しい療養環境の整備を図っている。
    ◎若年脳損傷者支援2012年3月、「若年脳損傷者」と「植物症からのリハビリテーション」が、長野県による作業部会で初めて公式に明文化された。医学的な落とし穴に落ち、制度の間で苦しんでいる彼らが十分に支援されるためには、地元医療機関の善意と周囲の協力が不可欠であるが、当院においては長期の入院リハ ビリテーション環境を整備するために、苦肉の病棟運営を余儀なくされている。

    <目的・目標>

  • 到達目標
    一般的な疾患/外傷/神経発達障害/加齢などによって損なわれた生活機能(=障害)の評価・予後予 測を的確に行い、その回復のために最適の医学的リハビリテーション処方ができることを目指します。 また、地域リハビリテーション活動に参画し、障害を持った方やその家族が住み慣れた環境で安心してその人らしく生活できるように、専門職として支援する視点を養います。
    なお、研修カリキュラムの項目、ならびに、項目ごとの到達目標については、日本リハビリテーショ ン医学会研修カリキュラムに詳細を記載しています。
  • 教育ポリシー
    佐久総合病院は、毎年15名の初期研修医を受け入れ、病院職員全体で研修医を育て上げていく風土 ができております。また、その基盤の上に多くの後期研修医を受け入れてきた歴史から、各診療科や各部門との連携が容易であるという特徴があります。全診療科からコンサルテーションを受け、多職種の専門チームによって進められるリハビリテーション診療において、この点は特に重要であり、リ ハビリテーション科専門医研修においても大きな役割を果たすものと考えています。
    一方、近年、制度上も長期のリハビリテーションを行いにくいためか、若いスタッフの中には長期に 渡って回復を続ける重度障害患者を経験することがなく、180日など一定の日数が経過するとそれ以上の回復はありえないと錯覚することも珍しくありません。主な対象疾患の一つである脳卒中を例に とっても、(二木の基準によれば)確にその9割は発症後 1 ヶ月の時点で最終的な(半年後の)予後予測が可能ですが、それでも(比較的若年の重度障害を中心とした)残りの1割は簡単には白黒が付けられず言わば“灰色”の状況が長く続くことがわかっています。
    全国的に、回復期リハビリテーション病棟が(地域差はありながらも)拡充されている一方、その先の療養病床や在宅におけるリハビリテーションはまだまだ十分とはいえません。そういう状況下で、 上記のような患者層にも「必要な方には必要な期間」リハビリテーションの機会を提供するために、一般的には回復期リハビリテーション病棟の適応外とされている植物症の方を受け入れたり、最長 180 日の算定上限期間を超えても必要があれば入院を継続したりするなど、柔軟な病棟運営に努めて います。
    専攻医には、現行制度の歴史的な到達点を十分理解しつつも、それに囚われて医学的に必要なリハビ リテーションを見失うことによって現行制度の狭間で苦しむ患者を作り出すことの無いよう、各疾患 群を広く経験するだけにとどまらず、少数であっても長期に渡って回復する症例を経験できるように 配慮します。
    また、病状や障害のより深い理解に資する目的で、リハビリテーションに関連の深い他の診療科(脳 神経外科、神経内科、整形外科、形成外科、総合診療科等)の研修を追加することもできます。

    <研修期間>
    リハ医学に興味を持つ医師に 3 年間の研修コースを設ける。

    <研修内容>
    リハ科で扱う疾患や障害は極めて多岐にわたるため、上記のように関連各科での研修も有用である。 希望により、当科研修期間内に 24 ヶ月までは他科のローテションが可能である。また、日本リハ医 学会の研修施設に認定されているので、最短 3 年間で専門医/認定臨床医の受験資格を得られる。
    ① 外来診療:各科からのコンサルテーション依頼に対し、障害診断に基づくリハ処方を行う。
    ② 入院診療:訓練が必要な急性期/回復期患者の主治医となり、医学的管理と並行して多職種協業による医学的リハの計画立案/実行を主導する。必要な場合、外来診療等でフォローアップする。
    ③ 検査:指導医の下で、嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査、電気生理学的検査を学び、独立して実施可能となる。
    ④ 治療:理学療法・作業療法・言語聴覚療法、義肢装具療法、神経ブロック療法等を実施する。
    ⑤ 障害を持った方が利用できる社会資源を理解しその活用を援助する。
    ⑥ 患者会など障害を持った方々を理解する活動に関心を持ち、参加する。
    ⑦ リハ医学会を初めとした関連学会や義肢装具等適合判定医師研修会(厚労省主催)等の研修会に 参加する。
    ⑧ リハ医学会総会・地方会等での発表、および論文執筆を行う。

    <主なスケジュール >
    ① リハ科外来:週 1 日担当(原則的には、他科ローテーション中も継続)
    ② 特殊外来:義肢装具外来(週 1 回)、車椅子外来(週 2 回)
    ③ 特殊検査:嚥下造影検査(週 4 回)、嚥下内視鏡検査(随時)、電気生理学的検査(週 1 回
    ④ リハ回診:脳卒中急性期リハ回診(毎朝) 、嚥下回診(適宜)
    ⑤ 各種カンファランス:脳卒中急性期リハカンファランス(毎日) 、各病棟での多職種カンファランス(回復期リハ病棟は週3回、他病棟は月1回、症例検討会(週1回)、抄読会(週1回)

    <症例数>
    1年間の新患患者数(概数)は、脳卒中および脳疾患400~500人、脊髄損傷および脊髄疾患20人、骨関節疾患600人、小児疾患80人、神経筋疾患80~100人、切断5~10 人、呼吸循環器疾患200人、その他(廃用症候群など)800人。 (処方患者数はリハビリテーション科:整形外科=7:3、のべ 処方数は同8:2)。なお外来件数(概数)は、延べ6,500件、一日平均 25件、入院件数(概数)は、延べ11,000件、一日件数30件である。

    <専門医教育施設の認定状況>
    当院は、日本リハビリテーション医学会の認定施設となっている。

  • 病院名 長野県厚生農業協同組合連合会 佐久総合病院
    所在地 長野県佐久市臼田197番地
    診療科目 総合診療科、一般内科、呼吸器内科、循環器内科、代謝・内分泌内科、腎臓内科・リウマチ・膠原病内科、東洋内科、神経内科、一般外科、消化器外科、肛門外科、整形外科、脳神経外科、ペインクリニック科、形成外科、歯科口腔外科、精神神経科、、小児科、皮膚科、眼科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、地域ケア科、人間ドック科
    病院長 / 出身大学 伊澤敏 (岐阜大学卒)
    病床数 351床 ※一般163床、回復期リハ病棟40床、112床(稼働70床・休床42床)、人間ドック36床
    病院ホームページURL http://www.shmc.jp/
    認定施設 日本内科学会、日本プライマリ・ケア連合学会、日本循環器学会、日本心血管インターベンション治療学会、日本血液学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会、日本消化管学会、日本超音波医学会、日本胆道学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本呼吸器学会、日本神経学会、日本緩和医療学会、日本がん治療認定医機構、日本カプセル内視鏡学会、日本外科学会、日本消化器外科学会、心臓血管外科専門医認定機構、呼吸器外科専門医合同委員会、日本乳癌学会、日本形成外科、日本手外科学会、日本脳卒中学会、日本救急医学会、日本集中治療医学会、日本航空医学会、日本麻酔科学会、日本ペインクリニック学会、日本心臓血管麻酔学会、泌尿器科学会、日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児医学会、日本リハビリテーション医学会 ほか
    プログラム種別 リハビリテーション科後期臨床研修プログラム
    募集科目 リハビリテーション科
    身  
    正職員
    給  与  
    1 年次 404,584 円 
    2 年次 469,064 円 
    3 年次 523,544 円(内視鏡内科には別規定あり) 
    諸 手 当
    賞 与 : あり
    その他 : 医師寮および医師住宅の貸与も可能 (空き状況による)、制服貸与
    諸手当 : 住宅手当、家族手当、当直手当、通勤手当 ほか
    休  日・休  暇
    休 日 :4週7休制
    【後期研修修了後の進路について】
    3 年間で後期研修医としての当院との契約は終了します。 当院での継続勤務を希望される方には、再面接の上、スタッフ採用が可能です。